自然の恵み、わかちあい。

白加賀梅を育てる農家さんにインタビュー!
梅への想いを聞きました

今回は、大利根漬の主原料である白加賀梅について、その特徴や栽培方法、農家さんの 想いや苦労などをお伝えします。白加賀梅とは、群馬県で生産される大粒で果肉が厚く滑らかな梅の品種です。昭和40年代に発見されてから、 梅酒や梅干しに最適な品種として人気が高まりました。現在では、全国第2位の生産量を誇ります。 そんな白加賀梅を栽培している農家さんにインタビューしました。群馬県越生町で白加賀梅を栽培している山口農園の山口さんです。山口さん は、大利根漬とも長年の取引関係にあります。山口さんに、白加賀梅に対する想いや栽培のコツなどを教えていただきました。
山口さんは、どのくらい白加賀梅を栽培していますか?
私は、父親から受け継いだ農園で、約30年間白加賀梅を栽培しています。現在は、約1.5ヘクタールの畑で、約1,000本の白加賀梅の 木を育てています。
白加賀梅を栽培し始めたきっかけは何ですか?
私が小さい頃は、父親が主に米や野菜を作っていましたが、昭和40年代に白加賀梅が発見されてから、その魅力に惹かれて栽培し始 めました。白加賀梅は、大粒で形が良く、果肉が厚く滑らかで、酸味と甘みのバランスが絶妙です。梅酒や梅干しにすると、その風味がより引 き立ちます。私も父親から白加賀梅の良さを教わりました。
白加賀梅の栽培にはどんな工夫や苦労がありますか?
白加賀梅は、他の品種に比べて収穫量が少なく、手間もかかります。収穫時期は5月末から6月上旬で、その時期は気温も湿度も高く なります。そのため、カビや虫などの被害に注意しなければなりません。また、収穫後もすぐに冷蔵庫で保管しなければなりません。
収穫した ばかりの白加賀梅は、水分収穫したばかりの白加賀梅は、水分が多くて鮮度が高いので、早く加工しなければなりません。大利根漬に納める白加賀梅は、収穫後すぐに 塩漬けにして、その後天日干しにします。塩漬けの際には、塩分濃度や重石の量などを調整しながら、梅の状態を見ていきます。天日干しの際 には、天候や気温によって干す時間や回数を変えながら、梅の色や味を確認しながら行います。このように、白加賀梅の栽培や加工には、細か い手作業や目利きが必要です。
白加賀梅への想いやメッセージはありますか?
山口さん:白加賀梅は、私にとって大切な宝物です。私は、父親から受け継いだ白加賀梅の木を大切に育てています。白加賀梅は、自然の恵み をたくさん受けて育ちます。そのため、私は、自然と共生しながら、環境に配慮した農業を心がけています。白加賀梅は、健康や美容にも良い と言われています。私は、白加賀梅を通して、お客様に笑顔と幸せをお届けしたいと思っています。 以上が、山口さんとのインタビューでした。山口さんの白加賀梅への想いや栽培のこだわりが伝わってきましたね。大利根漬の『かりんこ 梅』は、そんな山口さんの白加賀梅を使っています。カリカリとした食感と爽やかな酸味が特徴で、おやつやおつまみにも最適です。ぜひ、 一度お試しください。